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<title> おしゃれな老眼鏡　|今まで無かった老眼鏡の新しいカタチ </title>
<link> http://www.iha-lens.com/ </link>
<description> 新着情報 </description>
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							<link> http://www.iha-lens.com/ </link>
						<title> あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。というあいさつを交わす新年になっているらしい。水を浴びて風邪をひいてしまったコピーロボットが1987年にタイムスリップした俺に伝えてきた。かぜは咳がひどく、ベッドに入り眠ろうとすると咳が止まらず熟睡できなかったらしい。つづく </title>
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			<pubDate>Sat, 02 Jan 2010 17:23:36 +0900</pubDate>
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						<title> その泉で「自己満足、本質、プロセス、孤高」という言葉に変換され、へびは元気に泳ぎ回る。そして初めて俺の体は水を受け入れ冷たさを感じなくなる。という見方もあるが、実際は「つめたーい、気合だー、かかってこんかーい、絶対、負けない、ひー、それにしても冷たいやないかーい。」と半泣きで水を浴びているという見方もアル。つづく </title>
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			<pubDate>Mon, 23 Nov 2009 14:54:23 +0900</pubDate>
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						<title> 水の蛇口をひねると、シャワーの小さな穴から透明な細い蛇が何百匹と出てくる。そいつらは俺の体にまとわりつく。そして体の表面に寒さによって浮き出した言葉を食べる。「思い込み、固定観念、一般的、常識、テレビから得た情報。」それらを食い尽くすと俺の体内に侵入してくる。毛穴を通って。そしてやつらは俺の体内の信念という泉に到着する。つづく </title>
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			<pubDate>Mon, 23 Nov 2009 13:58:30 +0900</pubDate>
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						<title> 一方、2009年11月、山梨、早朝の温度2度。寒い。だがコピーロボットの俺は毎朝、水シャワーを浴びていた。今年の夏からずっと水だ。6時50分、起きる前にベッドの中で自分に自問自答する。水なんか浴びて風邪を引いたらどうする?暖かいお湯は気持ちいいぞー。意味はあるのか?しかし、結局、俺は「グオー」とか「ガオー」とか叫んで裸になってシャワールームに向かう。つづく </title>
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			<pubDate>Mon, 23 Nov 2009 13:19:43 +0900</pubDate>
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						<title> その夜、さくらを抱いた。白い肌、突起物、やわらかい唇、生暖かく湿った部分、普段の話し声よりも1オクターブ高い声。さくらを上から見下ろしたり、見上げたり、後ろから見たりした。そのとき俺は物理的な距離でいくと、世界で一番さくらに近い人間だった。気持ちは、見えないのではっきりとは言い切れないが、俺はさくらのことしか考えていなかったことは確かだ。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 08 Nov 2009 15:30:47 +0900</pubDate>
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						<title> 次の日の朝も、さくら先輩は公園に行ってみた。カラスが電線に20匹ほどいた。子猫の姿はなかった。きっと優しい人間に拾われたに違いない。そう自分に言い聞かせた。しかし涙が止まらなかったらしい。車の中で、その話をした、さくらは俺に腕をかしてくれと言い泣き出した。俺のメンズビギのジャケットは雪が解けたのと、さくらの涙でびしょぬれだった。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 04 Oct 2009 15:50:21 +0900</pubDate>
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						<title> 公園の入り口で、20代後半くらいのお母さんと3歳くらいの子供の後ろからムーンウォークでついていく子猫を見かけた。公園に入るともう一匹の子猫が、見送るような目でじっとそちらを見ていた。弟猫が人間の家族に拾われ姉猫が取り残されたのだ。それをみて、さくらの胸は痛んだ。その場をすぐに立ち去りたかった。バックミラーに姉猫が映っていたが、急いで会社に戻った。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 04 Oct 2009 15:34:48 +0900</pubDate>
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						<title> さくら先輩も猫を飼える状況にはなかった。あくまで、傍観者としてみていた。二匹を置いたまま会社に向かった。だが、気になったので昼休みに、もういちどその場に行ってみた。つづく
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			<pubDate>Sun, 27 Sep 2009 21:27:04 +0900</pubDate>
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						<title> そこに若いカップルが現れた。二匹はダンスしながら、超かわいいポーズで近づいた。人間の女「いやだー、ちょー、かわいい。あたしネコ大好きなのー」彼氏を上目遣いで見ながら言った。さんざんネコをかまって、女は動物にも優しいかわいい私、アピールが済むと「でも、アパートだからネコ飼えないもんね」そう言って車に乗って帰ってしまった。二匹は必死で車に向かい鳴いた。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 27 Sep 2009 21:00:08 +0900</pubDate>
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						<title> 姉猫「今日は土曜日で天気も良いし、人間が出かけてくるわよ。ターゲットは若いカップルがいいわね」弟猫「なぜ?」姉猫「ほとんどの人間の女は彼氏の前でかわいい女を演じるらしいの。わー、かわいい子猫、飼ってもいい?みたいな」弟猫「さすが、姉さん。そして俺たちは飼ってもらえるってことですね」姉猫「ところでムーンウォークは若い子は知らないし、かわいくないし、やめなさい」弟猫「ウィッス」つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 27 Sep 2009 20:43:39 +0900</pubDate>
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						<title> 姉猫「人間だってストックホルム症候群があるのよ。生き残るという本能がそうさせるらしいけど。圧倒的な力の差、あるいは立場の差が生じた場合、強いものに弱い立場の人間は気に入られようとするのよ。無意識にね」つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 27 Sep 2009 17:59:41 +0900</pubDate>
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						<title> 姉猫「生きるためには人間に飼ってもらわないといけない。じゃないと、野宿での温度の確保の問題。食糧確保の問題。きつねなどの外敵の問題。子猫の私には解決は無理よ」弟猫「ウィッス」弟猫はマイケル・ジャクソンのムーンウォークの練習をしながら姉の話を聞いていたらしい。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 27 Sep 2009 17:45:10 +0900</pubDate>
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						<title> さくら先輩は、その公園で、二匹の子猫をみかけた。姉と弟だったらしい。姉猫が弟猫にダンスを教えていた。さくら先輩は久しぶりに生き物の声を聞いたらしい。姉猫「まずは人間に気に入られること。これが一番重要よ。そのためにはダンスで視線を惹きつけ、かーわーいーいポーズで悩殺することね」
弟猫「ウィッス」姉猫「私たちが野良ネコとして生きていくことは大変なことなの」つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 27 Sep 2009 17:28:45 +0900</pubDate>
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						<title> さくら先輩は、その公園から見る空が好きだった。頭の上は見渡す限り“そら”だった。東も西も北も南も“そら”だった。どんな悲しいことがあっても、ここに来れば、その大きな“そら”が迎えてくれた。さくら先輩は自分の背中の羽を広げてその“そら”を飛んだ。頭の中のイメージらしいが。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 27 Sep 2009 17:14:31 +0900</pubDate>
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						<title> 車に戻った俺達ふたり。かじかんだ手をヒーターの吹き出し口にあてて温めた。寒さで手の感覚がなかった。それが戻るには、指にピリピリと痛みを伴った。そして、さくら先輩は捨てられた仔猫の話を始めた。それは9月のある土曜日の朝だった。前日の金曜の夜、さくら先輩は何かの出来事により、傷ついたらしい。眠れぬ夜を過ごし、朝6時に近所の公園に車で行った。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 27 Sep 2009 14:00:03 +0900</pubDate>
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						<title> 実際、雪は冷たかったし、革靴は滑ったし、寒さで顔はこわばった。でも、その中で、そばにいる、さくらだけが、俺とほぼ同じ体温を持ち、心臓の鼓動をほぼ同じスピードで打っていた。同じ空間と時間を共有していた。雪を投げ合い、手は冷たさで感覚がなくなった。俺は、雪が背中に入って冷たい刺激で飛び上った。つづく </title>
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			<pubDate>Tue, 22 Sep 2009 15:01:51 +0900</pubDate>
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						<title> そして車はスキー場に到着した。人間が見て美しいと感じるイルミネーション。木々たちは無理やりつけられた明かりを迷惑そうに点滅させていた。外に出てみようと、さくらが言った。ゲレンデはスノーマシンによって真っ白になっていた。俺たちは作られたものの中で、はしゃいだ。つづく </title>
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			<pubDate>Tue, 22 Sep 2009 14:43:47 +0900</pubDate>
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						<title> その、おかしな夢とは、会社の忘年会を“村”のペンションでやった、その帰り道、18歳の俺に会ったらしい。俺は友達と、動かなくなった車と共に途方に暮れていたらしい。さくら先輩は、俺たちに飴をあげて、未来で会おうと言い残して自宅へと帰ったらしい。それを聞いて思った。俺は実際、18の時にさくら先輩と出会っていたのだ。が、現実と夢の境界線の説明がつかず黙った俺。つづく </title>
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			<pubDate>Tue, 22 Sep 2009 14:32:26 +0900</pubDate>
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						<title> その日のさくら先輩は、何杯かのグラスワインのせいか饒舌だった。ふだんは、あまり語らない自分の過去を話した。付き合っている彼氏がいたこと。そいつは医大に通っていたこと。そいつの家がお金持ちだったこと。価値観の違いで別れたこと。自分のお母さんの話。お姉ちゃんの話。それから、おかしな夢の話。つづく </title>
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			<pubDate>Tue, 22 Sep 2009 10:29:06 +0900</pubDate>
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						<title> 45歳の俺。何が「エッチモード全開だー」だよ。恥ずかしいんだよ。自分。つづく </title>
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			<pubDate>Mon, 21 Sep 2009 20:28:11 +0900</pubDate>
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						<title> どこにでもいる、ふつうの22歳の男、俺だが。それは自分の欲望(性欲)に従順だ。いわゆる、そういう行為をするための雰囲気づくりとか、きっかけづくりとか、相手の女性の思考回路をエッチモードにするべく、俺の脳はフル回転する。だから、そうなると俺は無口になるか、アドリブが利かなくなる。俺の頭の中はエッチモード全開だー。つづく
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			<pubDate>Mon, 21 Sep 2009 19:50:19 +0900</pubDate>
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						<title> 俺とさくら先輩は、ギャルソンとリチャード・ギアとマダムに見送られ、フランス語で私の友達という名前の店を出た。11月後半のシティーは暗く、寒く、吹く風は、すべてのモノから熱を奪うことだけに専念していた。だが、それに、抗うべく、俺とさくら先輩はスキー場のイルミネーションを見に行くことにした。ここからスキー場は近かった。三菱ミラージュで30分くらいだ。つづく </title>
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			<pubDate>Mon, 21 Sep 2009 19:26:48 +0900</pubDate>
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						<title> さくら先輩の目は、幼いころを懐かしんでいるようだった。そして親しみのある声でこう言った。さくら先輩「同じ感覚機能を持った人に出会ったのは初めてよ。うれしいわ。」つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 13 Sep 2009 16:05:32 +0900</pubDate>
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						<title> さくら先輩「あなたには聞こえるのね。生き物の声が。」俺「うん、いつも聞こえるわけじゃない。向こうから話しかけてくるんだ。」さくら先輩「私も子供のころ、生き物と話すことができたの。でもいつの日かを境に、それができなくなってしまった。わたしにとって、それはとてもさみしいことだったの。」さくら先輩はエスプレッソを両手で持ち、俺の眼の水晶体を見つめた。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 13 Sep 2009 15:41:55 +0900</pubDate>
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						<title> 目の前でデザートのチーズケーキを食べる、さくら先輩にオニヤンマの話をしようか迷った。なぜなら今までこの話をした人間は僕を、奇異な目で見るか、鼻で笑って一蹴するかの、必ずどちらかだった。そのたびに僕は傷つき心を閉ざしていった。さくら先輩には正直でいたかった。そしてあるがままを話した。すると思わぬ言葉が返ってきた。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 13 Sep 2009 14:44:48 +0900</pubDate>
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						<title> オニヤンマ「これが生態系の弱肉強食だ。おまえの棲む民主主義もそうだ。弱い者は強いものに食われちまうんだ。おまえは強くなれ。」オニヤンマの最後の言葉だった。満腹になったへびは、するすると草むらに消えた。俺は、その一部始終を見届けた。涙が止まらなかった。草むらを見ながら声をあげて泣いた。夏の午後、俺の羽、オニヤンマ、強くなれ。つづく </title>
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			<pubDate>Fri, 11 Sep 2009 19:05:39 +0900</pubDate>
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						<title> オニヤンマのことは忘れテニスに集中した。ゲームは一進一退の攻防を見せた。が、俺のサービスエースがセンターに決まった。そして、チェンジコートの時、フェンス越しにバサバサと羽を地面に叩きつける大きな音がした。音のする方に行ってみた。すると、さっきのオニヤンマが大きなヘビに飲み込まれようとするその瞬間だった。飛べないオニヤンマは言った。つづく </title>
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			<pubDate>Fri, 11 Sep 2009 18:37:33 +0900</pubDate>
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						<title> オニヤンマ「おまえは、お前の空を飛べばいい。背中の羽を使って。」俺「俺には、あなたのような羽はついていませんけど。」オニヤンマ「いや、それは違う。人間には生まれながらにして羽がある。それを信じるか否かだけのことだ。」俺「…」オニヤンマ「夢に向かって羽ばたくか、羽を使わず死んでいくかのどちらかだ。」そう言って飛び去って行った。つづく </title>
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			<pubDate>Fri, 11 Sep 2009 18:04:56 +0900</pubDate>
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						<title> デザートのガトーショコラとエスプレッソを口に運びながら、俺は思い出していた。それは、8月の後半だった。夏の太陽の攻撃的な暑さも、やや衰えを見せていた。だが、未熟児の俺には、奴の赤外線と紫外線は、まだきつかった。“村”の村営テニスコートで友達とシングルゲームをしていた時のことだ。オニヤンマ(トンボの大きなタイプ)が俺の目の前でホバリングしながら言った。つづく </title>
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			<pubDate>Fri, 11 Sep 2009 17:47:13 +0900</pubDate>
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						<title> さくら「明、暗は表裏一体なのよ。自分の汚い部分から目をそらさないことは、辛いけど自分を解放してくれるわ。」俺「愛と憎しみも一体なの?」さくら「すてき、その通りよ」さくらは2杯目の赤ワインを口に運びながら、うれしそうに答えた。俺はさくらを欲していた。その気持ちに素直でいたかった。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 06 Sep 2009 22:39:40 +0900</pubDate>
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						<title> 暖房の効いたレストランでさくら先輩はグラスワインを頼んだ。俺はアップルタイザーだ。さくら先輩は黄色のメルローズのジャケットを着ていた。白く長い指がグラスを、ナイフを、フォークを持ち、赤い液体を、切った肉を口に運んだ。美しかった。そして、ヘルマン・ヘッセの“デミアン”について語った。「道徳的なこと、そして本能は相反するものね。神、そして悪魔もしかりよね。」つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 06 Sep 2009 21:53:30 +0900</pubDate>
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						<title> さくら先輩と僕が、二人だけで食事するのは、これで10回目だった。手も触れたことはなかった。季節は12月になろうとしていた。木々は葉をすべて落とし、これからくる風と雪に備えていた。シティーに住む人間も、道路の凍結に備えスパイクタイヤに履き替えていた。ゴムタイヤに鉄のピンが埋め込んであり、氷もアスファルトもガリガリ削り走るのだ。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 06 Sep 2009 19:46:30 +0900</pubDate>
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						<title> シティーにあるレストラン。そこのメインは信州牛肉。シェフはリチャード・ギヤでマダムはサービス心が旺盛。イケメンの給仕のお兄さんが、お客を夢心地にしてくれる。そこで食事をする、さくら先輩と俺がいた。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 30 Aug 2009 21:24:54 +0900</pubDate>
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						<title> そして、さくら先輩とひとつになった夜の、あの場面まで早送りされた。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 23 Aug 2009 22:45:04 +0900</pubDate>
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						<title> マシュ「CDの早送りボタンを押すだけ」俺「なんじゃそりゃ、早く言ってくれ」マシュ「あ、そうだ用事を思い出した。じゃあね」立場が悪くなりマシュマロマンは逃げるように消えた。そして、場面が切り替わった。湘南海岸まで夜の海を見に行く22歳の俺とさくら先輩。45歳の俺は試しに早送りボタンを押してみた。すると本当にフロントガラスの映像が早送りされた。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 23 Aug 2009 22:28:46 +0900</pubDate>
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						<title> 45歳のほくろサイズになった自分が見る22歳の自分。22歳が相模湖インターについたところで、45歳のドイツ車のフロントガラスの映像が切り替わり、マシュマロマンが出てきた。マシュ「2009年に早く戻ってきなよ」俺「どうやって?」マシュ「早送りって教えてなかった?」俺「はぁ、聞いてねぇよ」マシュ「ごめんね、大事な場面以外は早送りできるのよ」つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 23 Aug 2009 22:05:13 +0900</pubDate>
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						<title> さくら先輩「そう、自分が心の底から望むものは“何”かを知るべきね」俺「うん、自分自身と対峙してみる」そんな話をしている間に車は相模湖インターに着いた。つづく </title>
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			<pubDate>Sat, 15 Aug 2009 13:23:37 +0900</pubDate>
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						<title> さくら先輩「たぶん、それは明確な目標があることによって、脳が体にそれを成し遂げるべく指令を出すのね。」俺「たぶん」さくら先輩「補足させてもらうと、目標は偽りない自分の野望がいいと思うわ」俺「や、やぼうですか?」さくら先輩「そう、嫌なことはしたくないし、表面だけの正義は長続きしないものよ」俺「自分と向き合えってことですか?」つづく </title>
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			<pubDate>Sat, 15 Aug 2009 13:10:10 +0900</pubDate>
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						<title> 当時は哲学とか訳がわからないし、そんなものかなあ?としか感じなかったんだよね。でも、ずっと心に引っ掛かっていたんだ。そして、知らないうちに、それは俺の心に深く刻まれた。というか自分の中にある本能と、このコトバが呼応しあったのかもしれない。以来、俺の骨髄液の中に“宇宙の心”は流れているんだ。って話をさくら先輩にした。つづく
 </title>
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			<pubDate>Fri, 14 Aug 2009 18:57:01 +0900</pubDate>
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						<title> 半開きにしたドアから見えたのは、長髪の個性的な先生が講義をしている姿だった。黒板には“宇宙の心”と書かれていた。先生は言った「自分の夢、願望を強く思い、意識しなさい。やがて、それが宇宙の心と結びつき、必ずや願いがかないます。」それだけだった。俺は昼食のラーメンを食べるため食堂に走った。たった5分くらい、のぞいた授業だった。つづく </title>
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			<pubDate>Fri, 14 Aug 2009 18:34:52 +0900</pubDate>
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						<title> 俺は運転しながら、さくら先輩に、自分の感覚機能が他の皆と“ずれている”らしいという話をした。記憶に残る(心にひっかかる)ことが普通じゃないんだ。学生時代、文系だったから英語、経済、フランス語、その他の授業を長時間、受けたけど、どれも記憶に薄くしか残っていない。ところがちょっとだけ、のぞいてみた授業があったわけ。それは“哲学”の授業だった。つづく </title>
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			<pubDate>Fri, 14 Aug 2009 18:19:15 +0900</pubDate>
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						<title> 俺の車(正確には親に買ってもらった)白いミラージュは軽快に、夜の中央高速を相模湖に向けて疾走した。俺とさくら先輩を乗せて(正確には、ほくろに45歳の俺とドイツ車もくっいているのだが)。BGMはBruce　Hornsby　And　The　Rangeのザ・ウェイ・イット・イズだ。ピアノの音が右脳を刺激した。脳の無意識をつかさどる部位にこのシーンが記憶された。つづく </title>
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			<pubDate>Fri, 14 Aug 2009 17:31:36 +0900</pubDate>
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						<title> そう、大切な時間なのだ。俺はピザトーストを食べ(チーズがとろけ、緑色のピーマンと赤いハムが乗っていた)さくら先輩はナポリタンを食べた(柔らかいパスタに、たまねぎ、ハム、マッシュルーム、トマトケッチャップ)そして紙ナプキンで口を拭いた。それから二人で夜のドライブに出かけた。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 09 Aug 2009 18:15:33 +0900</pubDate>
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						<title> 一息ついて、アジャーニはアインシュタインの相対性理論について聞かせてくれた。「好きな人と過ごす一時間と、つまらない会社の会議の一時間は同じ一時間なのに、前者が短く感じて後者が長く感じるわよね」E=MC二乗をこのように説明してくれた。さくら先輩の話はわかりやすく楽しかった。心の声「この一球は絶対無二の一球なり」byエースを狙え。この時は二度と来ないのだ。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 09 Aug 2009 17:53:16 +0900</pubDate>
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						<title> アジャー二「待った?」俺「いや、今、着いたところ」アジャーニ「良かった。」アイスコーヒーをアジャーニは店員さんに注文した。運ばれてきた、それは真っ黒な液体だった。アジャーニはそれに真っ白なミルクと透明なシロップを入れ、混ぜないでストローで飲んだ。開けてあった窓からの風が彼女の髪を揺らした。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 09 Aug 2009 17:24:03 +0900</pubDate>
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						<title> 夏のある日の火曜日。会社終わりの7時30分。近くの喫茶店で待ち合わせた、さくら先輩と俺。先に着いた俺はアイスティーを飲んでいた。ここは古い屋敷の門構え、木のそれをくぐると駐車場に、でかい松が生えていた。そこに車を止める、さくら先輩を、俺の網膜が確認した。美しかった、まるでイザベル・アジャーニだ。白いラルフローレンのポロシャツに短パンだった。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 09 Aug 2009 16:56:39 +0900</pubDate>
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						<title> 俺は完全に彼女にイカレテイタ。マドンナのcrazy　for　youだ。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 02 Aug 2009 21:48:46 +0900</pubDate>
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						<title> さくら先輩と何度か食事をした。彼女の私服のセンスが良かった。音楽に関しては僕の師匠であった。ビートルズからアズテック・カメラまで洋楽を網羅していた。英単語も詳しく、僕が聞くとほとんど答えてくれた。俺「洋楽の歌詞でポラジャイスって聞こえたんだけど、どういう意味?」さくら「それは、たぶんapologizeで、謝るって意味だと思うわ」俺「あ、ありがとう。しかし、すごいな。」つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 02 Aug 2009 21:32:00 +0900</pubDate>
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						<title> カッペリーニを茹でてから、氷水でカキンカキンに冷やして塩で味付け。先に作ってあった具と合体。口に運ぶとフレッシュバジルの香りと、トマトの酸味がボーノボーノ。濃い目が好きだからバルサミコ酢を入れたけど、これも正解。2009年はカッペリーニがうまい季節らしい。1987年の僕にはコピーロボットの記憶が脳に直接、送られてくる。ヨイテンキダ。センタクモノガカワク。つづく </title>
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			<pubDate>Mon, 20 Jul 2009 13:16:03 +0900</pubDate>
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						<title> 2009年のコピーロボットは冷やしトマトのカッペリー二を作ったようだ。今回はプチイタリアントマト(丸くなく細長い)を使用、トマトの種類は何でも良い。半分に切ってボールに移す。フレッシュバジル、オリーブオイル、塩、粗挽き胡椒、乾燥にんにくをもどしたものとバルサミコ酢をすべて投入し混ぜ合わせる。それを冷凍庫へ入れて冷やしておく。つづく </title>
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			<pubDate>Mon, 20 Jul 2009 12:49:19 +0900</pubDate>
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						<title> 1987年にタイムトラベルして、ほくろサイズの車の中で生活する俺。では2009年の自分は失踪してしまったのかというと、さにあらず。マシュマロマンが、俺そっくりなコピーロボットを用意してくれてあり、傍目からも、俺は今までと変わらぬ生活を送っているように見える。そして、ロボットが食べたものが生身の僕の体に転送される。排泄も逆に僕がロボットにしてもらう。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 19 Jul 2009 16:56:59 +0900</pubDate>
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						<title> “愛”は莫大なエネルギーを持つ。“愛”する人のためなら何でもできる。だがもしも、“愛”それを失ってしまうと脳は“無”になってしまう。冷静な45歳の自分は、有頂天な22歳の自分につぶやいた。「たとえ、どんな結果になろうとも自分で決めたことなのだ。他人のせいにしたり、言い訳をするんじゃないぞ」だが、その声を22歳に届ける術はなかった。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 28 Jun 2009 18:30:35 +0900</pubDate>
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						<title> そして電話が切れた。内線電話を持つ手は汗でぬれ、脇汗がkansaiの半そでワイシャツを濡らしていた。のどが渇いていた。嬉しさのあまり、頭の中は四ツ葉のクローバーが地面に敷き詰められ、そこに、黄色と白の蝶が舞っていた。45歳のほくろの中の自分は22歳の自分の頭の中が見えた。空白、孤独、アイデンティティー、夢、捜し求めるべきものが“愛”という一文字にとってかわった。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 28 Jun 2009 17:53:25 +0900</pubDate>
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						<title> 俺「あの、あのー、僕です」女神「どうしたの?」俺「し、食事、さ、さくら先輩は、い、いつが都合がいいですか?火曜日がいいな(会社が水曜休みだったのだ)」女神「そうね、来週だったらいいわよ」俺「会社が終わったら駐車場で待ってるね」女神「はい、でも、もし急な用事が出来たら前もって連絡するわね」俺「よ、よろしくお願いします」女神「こちらこそ、それでは、失礼しまーす」つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 28 Jun 2009 17:09:47 +0900</pubDate>
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						<title> 数日後、俺は内線電話の前で腹式呼吸をした。さくら先輩と、食事の詳しい日程、時間を話したかった。「緊張するのは前向きな証拠」頭の中で繰り返した。それでも呼吸は乱れた。思い切ってプッシュボタンを押した。モテ吉が出た。やつはさくら先輩と同じ部署だった。そして呼び出してもらった。「はい、さくらです」声が聞こえた。女神の声があるとすれば、まさにそれだった。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 28 Jun 2009 16:44:50 +0900</pubDate>
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						<title> その日から、毎晩寝る前のイメージトレーニングを欠かさなかった。緊張することへの対処法をカラスに聞いたところ、呼吸が乱れるから緊張するのだと言っていた。腹式呼吸を普段から練習しておけと言われた。感情の乱れは呼吸の乱れとして現れる。この練習は集中力の強化にもつながるらしい。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 28 Jun 2009 14:03:58 +0900</pubDate>
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						<title> カラス「頑張れよ、もう眠いから帰る。アディオス・アミーゴ」と言って暗闇へと消えた。もう夜の9時だった。俺は白い三菱ミラージュに乗って自宅のある“村”に向かった。さくら先輩と二人、レストランで食事をするシーンをイメージしてみた。車の中で「アー、ジャス、コー、トゥ、セイ、アーラービュー」とスティービー・ワンダーを大声で歌いながら。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 21 Jun 2009 20:52:34 +0900</pubDate>
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						<title> カラス「普段からのメンタルトレーニングが大切だ。まずはイメージの具現化だな」俺「って何」カラス「自分が成し遂げたいことを頭にイメージする。(できうる限り明確に)それによって具体的な目標ができるわけだ」俺「それだけ?」カラス「そう、それだけだ。脳は課題を与えられると、それを必死で解決しようとする。すると、自然に行動するし考えるわけね。イメージの具現化に向けて」つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 21 Jun 2009 20:28:18 +0900</pubDate>
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						<title> カラス「まず、第一段階の“挑戦”はクリアーしたようじゃな」俺「なぜ知ってるの?」カラス「何でも知ってるよーん」俺「チッ」カラス「まあ、いいから聞け。これから、メンタルの大切なことを教える」俺「は、はい」カラス「テニスの本番の試合でコートに立った時にはすでに勝負はついていると言われている」俺「…」カラス「自分の実力以上のことはできないし、奇跡も起きないということじゃ。」つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 21 Jun 2009 19:59:35 +0900</pubDate>
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						<title> 仕事帰り、胸を張って堂々と歩く俺にカラスが声をかけてきた。しかし奴の体の色は黒ではなく虹色に輝いていた。「おまえが見ている私の体の色、それはおまえの心の色だ」「I　just　call　to　say　Ⅰlove　you」そう言ってスティービーワンダーの心の色を歌った。俺「なんか回りくどいっつうか、本題をお願いします」つづく
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			<pubDate>Sun, 21 Jun 2009 14:57:09 +0900</pubDate>
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						<title> その日は、軽い興奮状態になっていた。すべてのことに寛容になれた。嫌いな上司も許せた。仕事は笑顔と脳内麻薬によってスムーズに運んだ。頭の中でさくら先輩が「いいわよ」って書くシーンが何度もリピートした。ソニーのベータマックスでビデオテープを再生するように。俺は自分の存在意義が肯定されたように感じた。この世は幸福と愛と明るさと正義に満ちていた。つづく
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			<pubDate>Sun, 21 Jun 2009 14:38:19 +0900</pubDate>
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						<title> 俺の視界にトラが目に入った。鋭い眼光でこちらを睨んでいた。黄色い小さな置物だった。俺はやつの頭を叩いてみた。思った以上に勢いよく頭が揺れたので、僕は驚いて「ヒャッ」と叫んで後ろに跳ねた。根拠のない自信など、この程度のものだ。“張り子の虎”に負けた俺。つづく </title>
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			<pubDate>Sat, 20 Jun 2009 18:35:43 +0900</pubDate>
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						<title> メモ用紙を僕が見やすい方向に向け、確認したあと、さくら先輩はそれを制服のポケットに入れ、社員食堂を出て行った。残された俺は何度もガッツポーズをとった。頭の中は紫とピンクのあじさいで埋め尽くされた。踊りたかった。サンバでも花笠音頭でも何でも良かった。今ならサンプラスのファーストサーブが取れそうな気がした。トラにも素手で勝てる気がした。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 14 Jun 2009 17:15:30 +0900</pubDate>
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						<title> こちらの異変に彼女は気づいた。僕が何かを伝えようとしていることに。そして彼女は内線電話の横にあったメモ用紙とペンを僕に差し出した。僕はそこに震える手で必死に書いた。今度、食事に行きませんか?はっとした様子で、彼女のソニア・リキエルのメガネのレンズの向こうの角膜そして虹彩、水晶体が僕に焦点を合わせた。少し間があり、“いいわよ”とメモ用紙に書きこむのがみえた。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 14 Jun 2009 16:49:06 +0900</pubDate>
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						<title> そして時は来た。昼食でさくら先輩と二人だけになったのだ。俺「カーズのドア・トゥ・ドアって新譜が発売になるらしいよ」さくら先輩「楽しみね」俺「…」俺「…」そこにはジミーコナーズも松岡修造もいなかった。未熟児の22歳の緊張した、ただの男がいるだけだ。そして20年近く当たり前のようにやってきたことができなくなった。頭で考え、口を動かし、言葉によって相手に気持ちを伝えることが。つづく
 </title>
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			<pubDate>Sun, 14 Jun 2009 15:07:24 +0900</pubDate>
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						<title> 会社の駐車場から、地面を見ながら歩く僕の影がくっきりと黒い色になっていた。そんな6月のある日。俺は心の中でつぶやいた。「今日こそはさくら先輩を食事に誘おう」そしてジミーコナーズの言葉を復唱した。「私は、どんな試合でも、いつも、自分が勝つだろうという確信を抱いてコートに出かける。それだけのことだ」つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 14 Jun 2009 13:36:54 +0900</pubDate>
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						<title> 22歳の俺はカラスの勇姿を見て、さくら先輩に告白する決心をした。ほくろになった45歳の俺は、この何年後かに松岡修造さんが本当にウィンブルドンでサンプラスを追い詰めることを知っていた。一直線にトビに向かうカラスと、弾丸サーブで予選から勝ち上がっていく松岡さんの姿がオーバーラップした。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 07 Jun 2009 15:43:50 +0900</pubDate>
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						<title> かっこよかった。男の生きざまを見た。俺は感激の涙と鼻水でぐちゃぐちゃだった。脇汗がBIGIのスーツを濡らした。カラス=松岡修造は言った。「世界ランクナンバーワンのピートサンプラスは遥かかなたです。でも、いつか、僕はウィンブルドンで予選から勝ち上がり必ずや彼を倒します」そう言っただけだった。傷ついたカラスは力なく飛び立ち、ゆっくり僕の前から姿を消した。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 07 Jun 2009 15:23:59 +0900</pubDate>
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						<title> 遥か上空をトビが大きく旋回していた。カラスはクォークォークォーと大きく鳴いて飛び立った。一直線にトビの方向にぐんぐん上昇していった。そして、あっという間にトビと並んだ。大きさがはるかに違うトビにカラスは攻撃をした。トビも反撃していたようだ。遥か彼方の出来事で詳しくは見えなかった。結果トビが逃げ出した。カラスはこちらにもどってきた。が、体から血が滴り落ちていた。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 07 Jun 2009 14:59:24 +0900</pubDate>
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						<title> カラス「さて、まず、完璧な人間はいない。失敗していいから挑戦しろ。緊張することは前向きな証拠だ。ただし、言い訳をするな。ベストを尽くせ。実は一生懸命やらなかったから負けて当たり前だとか、言うんじゃねえぞ」熱く語るカラス、よく見ると顔が松岡修造になっていた。俺がこれからやることをよーく見ておけ。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 07 Jun 2009 14:34:02 +0900</pubDate>
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						<title> 駅の西口の道路、カラスとしゃべる俺。何人かがすれ違ったが、見てはいけないものを見てしまったように、そそくさと行ってしまった。今日は時間がないので、要件は明日にしてくれるようカラスに頼みそこを立ち去った。案の定、遅刻して上司に嫌みを言われた。次の日の出社時にも、奴は昨日と同じ場所から同じように俺に声をかけてきた。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 07 Jun 2009 14:03:08 +0900</pubDate>
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						<title> カラス「ガキが、思い込みを捨てろ」俺「あの、何か?遅刻しそうなんですが」カラス「めんどくせなー、おまえが今月買ったテニスマガジンの懸賞品が、この私だ」俺「何すか?確かに懸賞には応募しましたが」カラスが言うにはメンタルトレーニング用“ヴァーチャルアニマルテキスト”が当たったらしいのだ。簡単に言えばカラスが俺にメンタルトレーニングをしてくれるらしい。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 07 Jun 2009 11:25:47 +0900</pubDate>
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						<title> そんな、ある日、会社の駐車場から勤務先まで地面を見ながら、ひとりで歩いていた。と、誰かが僕に声をかけてきた。「おい、そこの、BIGIのスーツ着たやつ」周りを見渡しても人はいなかった。電柱の上にカラスがとまっているだけだった。「ここだ、上だ」見上げるとカラスがしゃべっていた。カラス「まだまだだな、おまえのたかだか22年位の経験で物事を見るんじゃない」つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 07 Jun 2009 10:35:02 +0900</pubDate>
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						<title> さくら先輩が給湯器のスイッチを押したとき、チ、チ、チ、チ、ボワッと、俺の恋の火も点けてしまった。インフルエンザよりも厄介な病に侵された22歳は、何の行動も起こせずにいた。勝手に高嶺の花と思いこみ、彼女に自分の気持ちを打ち明けられずにいた。自分が行動できない理由を片っ端から探した。好きな気持ちさえ否定しようとした。つづく </title>
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			<pubDate>Sat, 06 Jun 2009 20:56:23 +0900</pubDate>
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						<title> マシュマロマンは続けた。「おまえが、それに気づいたとき、自動に2009年に戻るようにセットしてある。過去と未来は今を通してつながっているのじゃ。ボン、ボヤージュ」俺は、「はい、はい、わかりましたよ」と言って今に至っているわけだ。しかし、車ごとほくろにされちゃったから、寝るとき体が痛いんだよね。つづく </title>
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			<pubDate>Sat, 06 Jun 2009 19:54:20 +0900</pubDate>
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						<title> 45歳の俺が22歳の自分のほくろにタイムトリップしてから、どれくらい経っただろう?最初はほくろからのぞいているような感覚だったが、最近は22歳の意識をリアルに共感できるようになった。だが45歳が22歳の体を脳を支配することはできない。あくまで傍観者である。マシュマロマンは言っていた。「1987年におまえは貴重な体験をし、大切な機能を得るのだ」つづく </title>
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			<pubDate>Sat, 06 Jun 2009 19:39:35 +0900</pubDate>
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						<title> さくら先輩は、内線電話で総務に呼ばれ出て行った。俺はモテ吉と二人、取り残されてしまった。モテ吉は背が高く、整った顔立ちであった。物静かな男だった。俺のように話しまくることで、自分の容姿をカバーしなくてもよかった。モテ吉が笑っただけで目の前の女の子は恋に落ちてしまうだろう。一応、先輩でもあったので気を使いしゃべった。俺が一方的に。疲れた。つづく </title>
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			<pubDate>Sat, 06 Jun 2009 19:19:27 +0900</pubDate>
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						<title> さくら先輩と向き合い食べるお弁当はおいしかった。ベストヒットUSAの話で盛り上がった。とそこへ人が入ってきた。さくら先輩と同期の“モテ吉”だった。俺の大学の先輩でもあった。モテ吉が入ってきた瞬間、さくら先輩の表情が幾分、こわばったような気がした。つづく </title>
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			<pubDate>Sat, 06 Jun 2009 16:07:44 +0900</pubDate>
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						<title> ほくろマシンから見ている45歳も感動していた。あまりに完璧な答えだった。かっこいい、さすが、さくら先輩だ。22歳の俺は瞳孔が開いていた。感激でごはんをこぼしていた。恋するとは、四方八方から100人のエンジェルよりハートの矢の攻撃を受け、100人のスナイパーからハートの弾丸で狙撃される。しかも、こちらは両手を挙げた状態で。どんなに優秀な衛生兵でも俺は救えない。つづく </title>
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			<pubDate>Fri, 05 Jun 2009 20:27:58 +0900</pubDate>
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						<title> 俺は胸の動悸と、緊張で先輩に話しかけられなかった。頭の中でスターシップの愛がとまらないが流れた。「電気が消えているわ、つけたほうがいいわね」そう彼女は言った。どうりで暗かったわけだ。そして電気をつけたが、彼女はまだ、まぶしかった。そこで、一緒に食事をした。何とか声を絞り出して、好きなアーティストは誰かと聞いた。「シャーデー」と答えた。つづく </title>
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			<pubDate>Fri, 05 Jun 2009 19:53:19 +0900</pubDate>
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						<title> さくら先輩は俺よりも年下だったが、2,3年前にすでに勤めていた。髪は、かとうかずこ、と同じボブカットだった。つい最近まで学生だったガキの俺からすると、彼女は大人で美しかった。この時、22歳のおれは恋におちたのだ。45歳のほくろの俺から見ても彼女は美しかった。白く長い手で、ガスの給湯器のスイッチを押して、チッチッチッと発火してボワッと火がつき、お湯で手を洗った。つづく </title>
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			<pubDate>Fri, 05 Jun 2009 19:38:41 +0900</pubDate>
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						<title> 22才の俺はバルビッシュのスーツを着ていた。新宿のマルイでローンで買ったのだ。そして、地元で就職した会社の薄暗い食堂で、昼食をひとりで食べていた。ほくろになった俺はあのシーンかと察知した。そのとき、入り口のドアが開いた。光に包まれた女性が入ってきた。まぶしくて22歳の俺は目を細めた。さくら先輩が入ってきたのだ。つづく </title>
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			<pubDate>Fri, 05 Jun 2009 19:18:11 +0900</pubDate>
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						<title> 電子レンジのような形の、タイムマシンに入れた。行き先の1987という数字をセットして、ピッ、とボタンを押した。俺と車は回り始めた。「電子レンジそっくりじゃねえかよ」とツッコミをいれた。が、やつには聞こえなかった。かくして来てしまいました。22歳の自分のおでこに。実際、左の眉毛の上に“千”ほど大きくないほくろがある。そこにピッタリとおさまった俺と車。つづく </title>
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			<pubDate>Fri, 05 Jun 2009 15:40:03 +0900</pubDate>
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						<title> マシュマロマンが暗号化した言葉によって、化学反応が起こり、僕はほくろサイズになるらしい。彼は車に乗った僕に向かい「せーん」と掛け声をかけた。僕の頭の中で、まさか、嫌な予感がした。ほくろだけに「センマサオ」おやじギャグ的な。とほほ、悲しい気持ちのまま、僕と車は小さくなった。直径2ミリくらいまで縮小された。西田はちっちゃくなった僕のドイツ車をピンセットでつかみ。つづく </title>
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			<pubDate>Fri, 05 Jun 2009 15:14:27 +0900</pubDate>
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						<title> マシュマロマンは教えてくれた。富士山よりも大きな自分をも動かす、もっとおおきな力が働いているのだと。どうやってもこの流れには抗えないのだと。タイトルがBIGIになっているから、なんとかそこに持っていかないと…。と意味不明なことをつぶやき、悲しそうな目で僕を見る西田。しまいには「空気読めよ」とキレてしまった。全く理解できないまま、無理やり僕は、ほくろ、にされた。つづく
 </title>
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			<pubDate>Fri, 05 Jun 2009 14:52:27 +0900</pubDate>
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						<title> 「では、本題に入るとしよう」敏行は言った。「1987年に行ってもらいたい。私が開発した“ほくろサイズマシン”に乗って。これはおまえが、今乗っている車を、おまえもろとも、ほくろサイズにしちゃうっていう画期的なものだ」22歳の自分のおでこの、ほくろにくっついて若気の至りを見て来いということらしい。なぜ、このようなことをしなければならないのか、僕は訊いた。つづく </title>
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			<pubDate>Fri, 05 Jun 2009 14:34:39 +0900</pubDate>
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						<title> 誰もが選ばれた人間なのだ。西田敏行=マシュマロマンは言った。俺はその言葉に涙した。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 31 May 2009 20:52:28 +0900</pubDate>
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						<title> 誰もが日常に飲み込まれ忘れていることがある。話は精子の頃に遡るが、おまえは2億から4憶の同志と共に競泳でスタートを切った。力尽き脱落していく同志を振り返ることなく、必死で泳ぎ1番でゴールにたどり着いたのだ。レーザーレーサーもなくだ。おまえのベストを出させるために全力で泳ぎ命を落とした同志のためにも精一杯生きる義務がおまえにはある。西田は言った。 </title>
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			<pubDate>Sun, 31 May 2009 19:25:14 +0900</pubDate>
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						<title> 原型では話しづらいからとマシュマロマンは西田敏行になってくれた。案外、おちゃめなのだ。気づくことが大切だ。そう彼は切り出した。富士の雲の形におまえは気づいた。雨にたたずむ紫陽花のむらさき、かっこうの鳴き声、野良ネコとカラスのバトル。日常の中の生命に気づくことが大切だ。過去と今はつながっている。おまえが当たり前のように生きていること自体、奇跡の集積だ。 </title>
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			<pubDate>Sun, 31 May 2009 18:28:52 +0900</pubDate>
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						<title> それから、俺の車、体、意識は完全にマシュマロマンに飲み込まれ、彼の支配するところとなった。辺りは真っ白で視界ゼロ。時折マシュマロマンが着た青いジャージのYKKと書かれたファスナーが見えた。テニスコート10面分くらいの大きさのファスナー。そして俺は強烈な眠気に襲われハンドルに突っ伏して眠ってしまった。夢の中で奴と話をした。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 31 May 2009 17:49:20 +0900</pubDate>
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							<link> http://www.iha-lens.com/ </link>
						<title> 以前から、富士山の上にかかる雲の形の奇妙さに気付いていることだ。普通の雲とは明らかに違っている。それは人智を超えた見えない力が働いているとしか思えない。が、魅力的な現代アートにも近かった。俺はその雲を見て時には勇気づけられ、時には胸騒ぎを覚えたものだ。青いジャージを着たマシュマロマンにとって、俺にそれを知られたことは非常にまずいことなのだ。 </title>
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			<pubDate>Sun, 31 May 2009 16:50:51 +0900</pubDate>
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						<title> 一瞬にしてつぶれる車体、僕の肉体は地面に叩きつけられる。それは、マイク・タイソン何人分のパンチ力、衝撃力だろう?45歳、身長160cm、体重50kgの素人に、何人かのタイソンが一斉に襲いかかるのだ。そう考えると恐怖が僕の頭を支配した。嗚咽、涙、鼻水、震えが止まらなくなった。なぜ自分だけがこんなことになるのか、思い当たる節があった。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 31 May 2009 16:35:03 +0900</pubDate>
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						<title> 眼下には韮崎IC、レミオロメンがPVに使った山梨航空学園の滑走路、中田ヒデもボールを蹴ったであろう古瀬スポーツ公園、そして新しくできたショッピングモールが見えた。グーグルアースみたいだった。土曜日、おでかけの車、そして人が、みるみる小さくなっていった。最初は楽しく遊覧飛行気分で下を見ていたが、ふと落ちたらどうなるのかと想像が、頭をよぎった。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 31 May 2009 16:16:15 +0900</pubDate>
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						<title> 車両総重量、約1700kgの僕の車が徐々に浮き上がりマシュマロマンの口へと吸い込まれていった。ハリケーンで飛ばされちゃう牛の気持ちがわかった。ブレーキを無意識に踏んでいたが、当然効果はなかった。道路と接触していないからだ。つづく </title>
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			<pubDate>Sat, 30 May 2009 22:10:36 +0900</pubDate>
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						<title> 見えないふりをして運転に集中した。でも、韮崎の信号が赤になり止まらざるをえなかった。気のせいであることを祈り、ちらっとマシュマロマンを確認すると、残念ながら、それは実在した。さっきより怖い形相でこちらを睨んでいた。そして迂闊にも奴と目を合わせてしまった。にやりと笑い奴は大きな口で僕の車を吸い込み始めた。フーーーと大きく息を吸うマシュマロマン。つづく </title>
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			<pubDate>Sat, 30 May 2009 21:21:59 +0900</pubDate>
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						<title> (BIGIビギ)今日、車のフロントガラス越しの空は青く、中学の時、体育で着ていたジャージの色と同じだった。雲はと言えばくっきりとした丸い白色。ゴーストバスターズのマシュマロマンを思い出させた。ジャージを着たマシュマロマン…。富士山の左隣にその姿が実在の者となりこちらを睨んでいた。怖い者と目を合わせないように生きてきた自分。つづく </title>
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			<pubDate>Sat, 30 May 2009 20:02:42 +0900</pubDate>
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						<title> そういえば、パルサーのカーステレオからはビートルズのカム・トゥギャザーが流れていた。一緒には行けないけどね。そして、やっとたどり着いた“村”の家。俺の家から、ヤス吉の家までは、あと30分は歩かないといけなかったが。ヤス吉にお礼を言って別れた。そして眠った。あさ、起きるとチェルシーの包み紙がジーパンのポケットに入っていた。〈映画〉おしまい </title>
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			<pubDate>Sun, 17 May 2009 18:34:57 +0900</pubDate>
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						<title> ヤス吉を待たせていたし、彼女は“村”のペンションから会社の慰労会の帰りらしく急いでいた。「それじゃあ、五年後にまた」おかしな会話だがそう言って別れた。別れ際パルサーの窓が自動に下がった。「すげー」つぶやく俺、彼女は長い指で、チェルシーっていうあめを二つ僕に差し出した。パルサーは5回のブレーキランプを残し去って行った。ヤス吉にあめを渡して、俺たちは闇の中を歩いた。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 17 May 2009 18:21:20 +0900</pubDate>
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						<title> そのひとは、今、自分は夢の中らしいと言った。今付き合っているひとの五年前と会っているのだ。考えられることは、闇の魔法で、俺達ふたりが、白いパルサーのひとの五年後の夢の中に迷い込んだか?彼女が時空を超えて五年前の現実の世界の自分たちの前にいるのか?俺は彼女にビートルズのアビイ・ロードをレコードからカセットテープにダビングして渡すらしい。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 17 May 2009 17:51:52 +0900</pubDate>
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						<title> 車は俺達ふたりのところで止まった。見たことがない車だった。白くてパルサーと書いてあった。中からきれいな女の人が降りてきた。髪が長かった。そのひとはヤス吉ではなく俺にむかって話しかけた。なんだか訳がわからないが、その人が言うには、俺は大学を卒業したら地元に戻って就職するらしい。そして勤務先の先輩のわたしと付き合うのだと。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 17 May 2009 17:31:09 +0900</pubDate>
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						<title> 雪の中、闇の支配の中、歩を進めた。今、この時間、目を開けているのは二人だけだと思わされた。あとは闇の魔法で全員が眠っているのだ。それさえも俺たちに知る術は無かった。その時、俺たちが帰ろうとしている“村”の方から車のヘッドライトが見えた。カローラよりも明るかった。まぶしくてヤス吉と俺は手で目を覆った。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 17 May 2009 17:17:23 +0900</pubDate>
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						<title> ヤス吉はカローラの異変を感じ取った。国道を左折して川沿いの道、あと1,5kmくらいで自宅だ。だがカローラは鉄の塊に戻ろうとしていた。空から白いものがふわふわ落ちてきた。雪だ!そして止まってしまった。ヤス吉はがっくりうなだれた。ハンドルに顔を伏せたまま数分動かなかった。もうすでに未熟児ふたりに押しがけのパワーは残されていなかった。鉄の塊を置き去りにして、とぼとぼ歩き出す。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 17 May 2009 17:02:21 +0900</pubDate>
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						<title> 闇に響くカローラのイグゾーストノイズ!闇を切り裂くカローラのヘッドライト!俺は助手席に乗り込みシティーから“村”へと帰途についた。ハイウェイスターを聞き、鉄の塊の重量について、朝加真由美についての話をヤス吉としながら無事に帰りつくはずが、闇の支配の下では未熟児、二人はあまりに無力であった。そして、ヤス吉の顔が曇った。つづく
 </title>
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			<pubDate>Sun, 17 May 2009 16:42:08 +0900</pubDate>
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						<title> そして鳥居が見えた。鉄の塊を押した。力を入れると、4年前に手術した盲腸の部分に違和感をおぼえた。「よっしゃー」ヤス吉が叫んだ。坂道の頂上まで来たのだ。ここからはヤス吉が一人で乗り込み、鉄の塊が走り出したらギヤを入れエンジンに無理やり点火するのである。果たして、走り出し、少しすると鉄の塊はブオーンと尻から白い煙を吐き、不機嫌に目覚めカローラへと変身した。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 17 May 2009 16:10:00 +0900</pubDate>
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						<title> 鉄の塊は、試合が思い通りにいかないマッケンローくらい不機嫌だった。車を押しているとき俺は考えた。この重い車を動かすエンジンの凄さ!ガソリンのパワー!朝加真由美の裸!自分の非力さ!俺の頭の中でボブディランのライク・ア・ローリングストーンが流れた。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 17 May 2009 10:56:28 +0900</pubDate>
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						<title> 18歳の身長160センチで体重40キロのふたりの男は、闇に抗う方法を選択した。「押すぞ」ヤス吉は力強く言った。俺は頷いた。ヤス吉がギヤをニュートラルに入れ、運転席のドアをあけ、ハンドルを持ちながら歩いて押した。俺は後ろから、相撲取りみたく鉄の塊と組み合った。300メートルくらい先に鳥居がありそこをくぐると坂道で下っていた。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 17 May 2009 10:08:31 +0900</pubDate>
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						<title> それは、あたかも闇の魔法で、鉄の塊も眠りについたようであった。かろうじて、映画の“純”という看板の明かりが闇に抗っていた。俺たちの選択肢はふたつ。ひとつは鉄の塊をこのまま置き去りにして“村”まで歩いて帰る(ただし二時間はかかる)。もうひとつは鉄の塊をたたき起す方法、押しがけ(車を押してその勢いでバッテリー代わりにエンジンをかける)。つづく
 </title>
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			<pubDate>Sun, 17 May 2009 09:44:26 +0900</pubDate>
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						<title> 丸いゴムを回しアスファルトの上を走る鉄の塊、そいつは、ヤス吉のキーを回す=エンジンがかかる。という運命に逆らった。「エ、エンジンが、かからねー」ヤス吉は、フロントガラス越しの星と、俺を交互に悲しい目で見て叫んだ。何回キーを回しても結果は同じだった。鉄の塊は、“キュルキュル”と力のない悲鳴を上げるだけだった。つづく </title>
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			<pubDate>Sat, 16 May 2009 20:52:11 +0900</pubDate>
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						<title> 映画館から出ると完全にシティーは闇の魔法で眠っていた。温度さえも感じられず俺たちは身震いした。俺はヤス吉に、帰りも助手席からハンドルを持っていいか聞いた。やつは「いいよ」笑いながら答えた。ちなみに来るとき聞いたカセットはディープパープルのハイウェイスターだった。そして駐車場でヤス吉が車のエンジンをかけようとした瞬間それは起きた。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 10 May 2009 21:06:09 +0900</pubDate>
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						<title> シティーへとエロい映画へと気分は最高潮。18歳の未熟児、男ふたり。実際、中学の時、ヤス吉とは前へ倣えの時、どちらかが必ず先頭で腰に手を当てる役であった。無事に目的地にたどり着き、でかいスクリーンで朝加真由美をみた。映画は、最近の若者の交錯した気持ちを前衛的なタッチで捉えた内容であった。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 10 May 2009 16:41:21 +0900</pubDate>
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						<title> ずるして、尚、順位もおまけして買ってもらったステレオ。そして、ヤス吉が迎えに来ました。奴の父親の車でした。グレーのカローラ。自動で動く鉄の塊(すげー)。街灯が消えた真っ暗な道路を映画館へと向かう途中、ヤス吉が俺にハンドルを持たせてくれた。俺の意思で曲がる鉄の塊(すげー)。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 10 May 2009 16:21:35 +0900</pubDate>
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						<title> 僕はヤス吉が迎えに来るまで、親に買ってもらったステレオでYMOのテクノポリスを聞いていた。デンオンのプレイヤーとサンスイのアンプそしてオンキョーのスピーカー。付属高校の全国一斉実力テストでクラスで10番以内ならば買ってくれるという(ステレオ)約束を取り付け手に入れたのです。実は結果は15番だったのですが、12番だった友達と成績結果レシートを交換してもらいました。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 10 May 2009 15:39:19 +0900</pubDate>
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						<title> そういうわけで映画館はシティーまで行かないとないわけね。シティーでも唯一の駅の近くの映画館。夏休みはドラえもん、スターウォーズとかちょっとエロい映画とか、ハリウッドからアニメまで何でも上映します。我々18歳はエロい映画にロックオン。清純派女優、朝加真由美が…「純」っていうタイトルでした。土曜のナイトショーいざシティーへと。つづく </title>
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			<pubDate>Sat, 09 May 2009 19:35:26 +0900</pubDate>
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						<title> トランプで遊んでいると父親に叱られます(僕の家では夏のお盆と正月以外は遊んではいけないのです)農家がリラックスしていいのはこの2回のみです。おばあちゃんはトマトにソースと砂糖をかけてごはんのおかずにします。バナナを切ってマヨネーズをかけたバージョンもあります。最近、村で唯一の信号機ができました。つづく </title>
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			<pubDate>Sat, 09 May 2009 19:18:33 +0900</pubDate>
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						<title> 僕の地元は“いなか”である。都会ではない、人口が少ない、空気はきれいであるが。地名は“村”である。小学校くらいまで土葬が行われていた。中学まで本当にサンタクロースがいると言って友達に笑われた。お風呂は薪でわかします。最近まで赤ちゃんは、女の人のおしりから、うんちまみれで生まれてくると思っていた。これも友達に訂正された。つづく </title>
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			<pubDate>Sat, 09 May 2009 18:59:23 +0900</pubDate>
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						<title> 〈映画〉それは、1982年、高校3年生の春休み、僕は大学の付属高校に通っていたので大学への推薦入学が決まりのんびりしておりました。中学で同級生だった友達のヤス吉に映画に行こうと誘われました。やつはロックファンでKISSとかレッドツェッペリンとか聞いていました。就職が決まり普通自動車の免許を取ったらしいのです。つづく </title>
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			<pubDate>Sat, 09 May 2009 18:30:42 +0900</pubDate>
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						<title> そして僕は夏休み明けまで頭に包帯をして過ごした。先生は職員室で交通事故の内容を聞き終わると、自分の責任の範囲を外れていることを知り、僕に向かって少し笑った。〈自転車レース〉おしまい。やっぱりレース中のBGMはクイーンのバイシクルレースですな。以前の運動会の曲は天国と地獄ですわ。第九は年末によく聞くけど、時計じかけのオレンジでベートーベンを流していて…。クラッシックには触れない。 </title>
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			<pubDate>Tue, 05 May 2009 15:06:14 +0900</pubDate>
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						<title> 二人前食べると眠いなぁ、と思いつつパソコンに向かうと、意識が小学校の交通事故直後に戻りました。空向いて道路に寝かされた俺、悲しそうなモン吉の顔。そこからはあまり覚えていなかった。後頭部に大きなたんこぶができていた。レントゲン検査でも異常はなかった。車のおじさんには申し訳ないことをしたと思った。母親は畑仕事の最中に「息子さんが交通事故にいー」って聞いて血の気がひいたらしい。つづく </title>
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			<pubDate>Tue, 05 May 2009 14:49:03 +0900</pubDate>
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						<title> パスタは細目が好きなのでディチェコのフェデリーニをゆですぎないように。以前は塩をたっぷり入れてゆでていましたが、もったいないので塩が。最近はゆであがった後パスタに塩を絡めます。そしてパスタと具を合体させちょっと炒めて完成。うーん旨い。ドライトマトの酸味と、きのこの食感がたまりません。塩加減は作り慣れているのでばっちりです。雨降りで寒いのでコーヒーと共に。つづく </title>
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			<pubDate>Tue, 05 May 2009 14:24:41 +0900</pubDate>
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						<title> 2009年5月5日　グリーンデイのアルバム、ウォーニングを聞きながらパスタを作る俺。常温のフライパンにオリーブオイル、水で戻した乾燥にんにく、鷹の爪、火にかけて香りがオイルに移るまで炒める。(焦がしちゃダメよ)そこにエリンギ、舞茸、乾燥トマト、チューブ入りアンチョビ投入。適当に炒めてパスタの茹で汁を入れて具は完成。(茹で汁入れるとパスタと絡みやすいけんのう)つづく </title>
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			<pubDate>Tue, 05 May 2009 14:05:07 +0900</pubDate>
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						<title> キキー、車のブレーキ音、ガシャーン、僕の自転車とガードレールの激突音、たぶん、なぜなら全く記憶にないので一瞬の出来事で。そして僕は道路に寝かされたらしい。近所の野次馬のおじさん、おばさんが円陣を組んで、僕の顔を覗き込んでいた。僕はずっと叫んでいた「自分が悪いんです。飛び出した自分が悪いんです。」と。そして意識が未来へ飛んだ。つづく </title>
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			<pubDate>Tue, 05 May 2009 13:43:53 +0900</pubDate>
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						<title> ゴールでブレーキ、右手を上げる俺。クイーンのウィーアーザチャンピオンが頭の中で流れるはずが、はずが。止まるモン吉、止まらぬ俺「まじでブレーキが壊れとるやないかーい」悲しい顔のモン吉、気持ちと逆にガードレールに向かって全速力の俺。運、悪く上から車が「いらっしゃーい」　つづく </title>
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			<pubDate>Mon, 04 May 2009 16:17:27 +0900</pubDate>
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						<title> Tの上の棒が公道で下のIが俺たちのレースコース。要するに止まらないと行き止まりガードレール激突&amp;公道を走る車とガチンコバトルあり。そんな洞察力も持ち合わせない小学生二人。スタートを切った。ガンガン飛ばす俺、後ろから悲しそうな顔のモン吉。ちょっと緩める俺、モン吉が近づいてくる。最後のダッシュをかける俺。 </title>
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			<pubDate>Mon, 04 May 2009 16:02:10 +0900</pubDate>
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						<title> 普通にやってもつまらないから自転車を交換することにしました。モン吉が言うには自分の自転車はブレーキが壊れているとのこと。小学生のくせに心理戦かよ。俺がそれを聞いてスピードを緩めると思ってるな。モン吉は真剣な顔で気をつけるよう俺に促した。俺は親指を立ててそれに答えた。道路は200メートルくらいの直線。だが公道と交わるT字路。 </title>
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			<pubDate>Mon, 04 May 2009 15:50:02 +0900</pubDate>
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						<title> しかし、その願いは僕が手を挙げたことにより無残に打ち砕かれました。「先生、僕、休み中に交通事故を起こしてしまいました」ざわめく教室、軽いめまいを感じる先生。早速、職員室にて事情聴取が始まりました。まず、自転車に乗って近所を流していた俺。そこに暇そうな自転車に乗った年下のモン吉を発見。何かして遊ぼうと提案し自転車レースをすることに。 </title>
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			<pubDate>Mon, 04 May 2009 15:36:06 +0900</pubDate>
		</item>
			
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						<title> 〈自転車レース〉それは、小学校時代の夏休み明けの初日でした。僕は頭に包帯をして登校しました。休み明けの先生が一番最初に生徒に聞くこと、それは「みなさーん、休みの間、何も問題なく過ごしましたよね」この言葉が休み明けの先生にとって、まずは越えなければならない壁。何もなくてほしい。先生は心の中でつぶやきました。つづく </title>
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			<pubDate>Mon, 04 May 2009 15:22:56 +0900</pubDate>
		</item>
			
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						<title> (家出)補足　僕の家出事件以来、刈り上げ頭の軍曹は人が変ったように優しくなりました。僕のおかげだと同級生から感謝されました。僕はアダチに導かれて見た2009年の自分の姿を思い出していました。坊主頭で白髪があり一人で食事をしていた俺。結婚していないのかぁ・・・?おわり </title>
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			<pubDate>Mon, 04 May 2009 10:04:22 +0900</pubDate>
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						<title> ナズに陶酔しポテトサラダと夕べ作ったカレーをうまそうに食べる。一人暮らしの幸福な35年先の自分の姿を確認してから、小学5年生の家出最中の、人の家の穴倉に頭の意識が戻ってきた。アダチはいなくなっていた。僕も種イモではなく子供の姿だった。そして、捜索隊のおばさんに僕はあっけなく見つかり家出は強制終了となったわけです。おわり </title>
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			<pubDate>Sun, 03 May 2009 18:06:58 +0900</pubDate>
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						<title> 敬愛するラッパー、ナズのヒーロー、ヒューチャリング、ケリーヒルソンを聞きながらポテトサラダを作る俺。新玉ねぎをバターで炒めエリンギも投入、塩、コショウ。別に、いもと人参を煮ていい感じになったら、お湯を抜き取り塩コショウ。鍋にふたして手で押さえてガンガン上下に振って、きゅうり、トマト、缶詰のみかんを投入、マヨネーズ&amp;炒めた、たまねぎ合体。 </title>
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			<pubDate>Sun, 03 May 2009 17:44:58 +0900</pubDate>
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						<title> 種イモと同化した俺に、アダチの声が聞こえた。やはり僕と同じようにイモと同化していた。「今は家に戻りなさい。まだ時期が早いわ。2009年には、あなたは家を出ている。証拠を見せてあげる。」そうアダチは言うと種イモのまま僕の手を取り(どうやって?)僕の頭の意識を2009年へと飛ばした。そこは2009年5月3日の山梨県だった。 </title>
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			<pubDate>Sun, 03 May 2009 17:26:00 +0900</pubDate>
		</item>
			
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						<title> おしっこの完全終了率80パーセントにて走り出す俺。頭の中は“自由への疾走”byレニークラヴィッツ。股間に感じる残尿感。御用だ、御用だ、おかっぴきの声が迫る。そして飛び込む他人の家の穴倉(農家には冬の間農作物を保存しておく場所があった)僕はそこで種イモと同化した。追手は付近の住民への聞き込みを開始していた。 </title>
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			<pubDate>Sun, 03 May 2009 17:02:58 +0900</pubDate>
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						<title> 僕の捜索包囲網は小屋に及んでいました。母親が泣きながら僕の名前を呼び小屋に入ってきました。しかし彼女は農作業用ビニール以外のものは見つけることができず出て行きました。それからどれくらい時間がたったのか、僕はおしっこがしたくなりました。外に出ておしっこをしていると、遠くから「見つけたぞー」と大きな声が聞こえました。目視された俺。

 </title>
			<description></description>
			<pubDate>Sun, 03 May 2009 16:43:43 +0900</pubDate>
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						<title> 手は飴を握っていたのと冷や汗とでべとべとでした。アダチとへびとの遭遇を思い出して、うとうとしていました。すると、遠くから僕を呼ぶ声が聞こえました。どうやら家出少年の捜索が始まったようです。僕は物置小屋の二階に身を潜めていました。息を殺し農作業用ビニールと同化していました。 </title>
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			<pubDate>Sun, 03 May 2009 16:26:02 +0900</pubDate>
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							<link> http://www.iha-lens.com/ </link>
						<title> つづき　アダチと別れ小屋に戻るとき、僕が進みたい方向に、大きな、へびがとぐろを巻いてこちらを睨んでいました。軍曹と同じ顔をした刈り上げ頭のへびは「俺からは逃げられんぞ」と言いました。驚いた僕は一目散に逃げ出しました。走る速度は自己ベストを叩き出したでしょう。なんとか小屋に戻りアダチからもらった黄色いレモン味の飴をなめました。 </title>
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			<pubDate>Sun, 03 May 2009 16:13:40 +0900</pubDate>
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							<link> http://www.iha-lens.com/ </link>
						<title> 僕はアダチの大きな瞳にスゥーと吸い込まれそして吐き出された。飴を貰ったお礼を言おうとしたら、右手で髪をかきあげ、同じその手をあげて「いいのよ」とそれを遮った。赤いランドセルのアダチの後ろ姿はまぶしかった。僕は近視の人の視力検査みたいに目を細めた。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 26 Apr 2009 17:06:10 +0900</pubDate>
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						<title> 小屋で旅行のしおりを見て、それから外に出てみました。田んぼのあぜ道を歩いていると同級生の女の子に会いました。犬と一緒だった。学校をしょっちゅう休む子だ。なまえはアダチ、同情されるのが嫌いな女の子。彼女は僕に何も言わず佐久間ドロップの缶から黄色いあめを出してくれた。小さい体に大きな瞳。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 26 Apr 2009 16:56:13 +0900</pubDate>
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						<title> 家出決行の朝、暗いのは怖いので、ろうそくとマッチ、旅行のしおりを用意しました。子供のころは食べ物に興味がなかったので、食べるものも水も持って行きませんでした。(今思うと、すごいな、先のことを考えないって)そして友達と学校に行くふりをして、途中で家に忘れ物をしたからと、僕は小屋に向かいました。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 26 Apr 2009 16:38:24 +0900</pubDate>
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						<title> そんな感じで学校で軍曹に追い詰められ、家では勉強して父親やおじさんたちに恥ずかしくない人間になれという母親からのプレッシャーですな。そこで僕がとった行動は“家出”ですわ。近所の家の農機具小屋に目星をつけておきました。小5は静岡旅行があるんですよ。一か月先でしたが。旅行には行きたかったので、書置きに旅行前日に帰ると書きました。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 26 Apr 2009 16:27:00 +0900</pubDate>
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						<title> なぜこんな話をしたのかというと、母親はこの背景にプレッシャーを感じていたのです。僕にも厳しかったですよー。いたずらをすると、古い農家だから、お蔵ってのがあるんですよ。いわゆる独房ですな。入れられる前に、ねずみに体をかじられるとか散々怖い話を聞かされてから真っ暗な独房に入れられるわけです。そりゃ怖いのなんの。つづく
 </title>
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			<pubDate>Sun, 26 Apr 2009 16:13:49 +0900</pubDate>
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						<title> 僕の家は父親が出稼ぎで東京の海苔問屋に行っており、農作業の忙しい時期のみ帰ってきました。母親と、兄弟3人と、じいちゃんとばあちゃんと牛と鶏とやぎと犬の家族でした。父親は北海道大学に合格したのですが、兄弟が多いため行くのをやめたそうです。男兄弟の4人は高学歴の大学を出て一流企業に勤めました。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 26 Apr 2009 16:04:41 +0900</pubDate>
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						<title> 当時、白地図といって、白い地図にその地方の特産物やら主な産業を、色鉛筆で色分けするわけですな。これが宿題でした。社会科も先生も白地図も嫌いで、やっていかなかったんですよ。案の定、どえらい怒られました。軍曹に。当時は白い紙が苦手で!なぜなら家が農家で個性、独創性を必要とされていなかったからです。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 26 Apr 2009 15:49:53 +0900</pubDate>
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						<title> そして5年生になると新しい担任がやってきました。彼は軍曹のような人物で、今までの勉強の遅れを取り戻すべく猛ラッシュをかけました。彼の自慢は、自分が担任した生徒が必ず家出をするということでした。自分もその中の一人になるとは思いもせず、彼の武勇伝?を聞いていました。社会科が担当の先生でした。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 26 Apr 2009 15:34:07 +0900</pubDate>
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						<title> 〈家出〉本当にあった話を書いていますが、脚色もしてあります。それは小学校5年生の時でした。4年生の時の担任の先生が優しい人でした。友達が少なく、意固地で未熟児で他人に心を開かない僕に温かく接してくださいました。授業内容も型にとらわれず穏やかな日々を過ごしました。その先生が自分が望む養護学校に転任するまでは。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 26 Apr 2009 15:23:32 +0900</pubDate>
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						<title> 長野県の蓼科は、標高が高く気温が低いため、桜がこれから見ごろのようです。季節は僕が何もしなくとも替わります。桜だって春が来れば勝手に咲いてしまいます。でも僕の心の桜は、自分で苗を植えて水をあげてetcしないと絶対に咲きませぬ。夢をかなえるためにゃあアクションを起こせって事。待っていても奇跡は起こりませんぜ。 </title>
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			<pubDate>Fri, 24 Apr 2009 20:40:00 +0900</pubDate>
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						<title> つづき　僕はこの曲を聴いて何回涙したことか!自分では変えられない大きな運命、っていうか流れの中の自分を、重ね合わせていました。しかしスティングはニューキャスルに残ることなく、イングリッシュマン、イン、ニューヨークのヒットソングにあるようにアメリカに渡るわけですね。現在の僕もアメリカではありませんが山梨にて生きる喜びを実感しております。 </title>
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			<pubDate>Sat, 18 Apr 2009 21:15:39 +0900</pubDate>
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						<title> つづき　スティングはイギリスの造船で栄えたニューキャスルで少年時代を過ごしました。父親は造船のエンジニアーでした。過酷な労働条件の中で働く父親を彼は見ていました。当然スティングの職業選択の余地はありません。CDの一曲目でビリー(スティング)は将来を思って涙を流した。と歌っています。つづく </title>
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			<pubDate>Sat, 18 Apr 2009 20:54:30 +0900</pubDate>
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						<title> &lt;スティング&gt;そう、あの、ポリスのスティングです。1991年に発売されたCDでソウルケージというタイトルの話です。この時、父親を亡くしたスティングはこのアルバムを出しました。本人は特別なキャラクターを想定してはいないと言っていますが、どうみてもスティング本人と父親のことを歌詞にしているようです。つづく </title>
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			<pubDate>Sat, 18 Apr 2009 20:40:06 +0900</pubDate>
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						<title> ゆきこは凛として、寒さにも横殴りの雪にも負けていないように見えました。僕に気づいたゆきこは声をかけてきました。「寒いわね、雪の中をどうしたの?」僕はこたつとみかんの替わりにバスを失った悲劇の主人公の話をしました。ゆきこはすべて聞いたあと、ポケットから不二家のぺこちゃんの顔が印刷されたミルキーを僕に差し出しました。おわり </title>
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			<pubDate>Thu, 16 Apr 2009 22:09:10 +0900</pubDate>
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						<title> つづき　1kmくらい歩いたところで、雪の中、歩道をこちらに向かってくる同級生の女の子を僕の網膜が認識しました。その子の名前はゆきこ、色白で、朝礼ではいつも貧血を起こし保健室に行く子でした。毛糸の白い帽子と白い手袋、雪の中のゆきこは不思議と僕よりもずっと年上に見えました。つづく </title>
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			<pubDate>Tue, 14 Apr 2009 23:16:51 +0900</pubDate>
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						<title> つづき　みかんを一ついただき、お礼を言って立ち上がり、外に出てバス停を見た僕は衝撃を受けました。それは黒い煙を残して立ち去ろうとする、まさにバスの後姿でした。冬の稲妻が、僕の脳を直撃しました。みかんひとつと引き換えに暖かいバスを失ったのです。真横に降る雪の中を歩きはじめました。「生きるって辛いな」つづく </title>
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			<pubDate>Tue, 14 Apr 2009 22:58:13 +0900</pubDate>
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						<title> つづき、おばさんは雪の中、バスを待っている僕をかわいそうに思い、自分の家の中で待つように促してくれました。押しの強さに負け、家のこたつに入りました。そこには年賀状を書くご主人がみかんと共に座っておりました。少しするとバスの時間になったのでお礼を言って立ち上がりました。するとご主人が、「雪でバスも遅れているよ、まだ大丈夫だからみかんでも食え」そう言って僕を引き止めました。つづく </title>
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			<pubDate>Tue, 14 Apr 2009 22:32:29 +0900</pubDate>
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						<title> 塾まで雪の中を歩きました。真っ白ではんぱなく寒い地域です。僕は心の中で帰りのバスの暖かさを思い描きながら小さな歩を進めました!無事に塾が終わりました。帰りも相変わらず降り続く雪、否、尚一層、雪と風は強くなっていました。バス停でバスを待っていると近所の見知らぬおばさんが声をかけてきました。つづく </title>
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			<pubDate>Tue, 14 Apr 2009 22:07:30 +0900</pubDate>
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						<title> またまた小学校ネタです。何年生か忘れました。僕の父親が習字を習っていました。僕もその先生の習字の塾に通っていました。僕は意思を持たない子供でしたから行きたくて通ったわけではありませんでした。土曜日の午後、学校が終わると2kmくらいの距離を歩きました。帰りはバスでした。ある年末が近い冬の雪の日でした。つづく
 </title>
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			<pubDate>Tue, 14 Apr 2009 21:51:50 +0900</pubDate>
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						<title> 現在、雨が降っております。子供の頃から思っていたことですが、雨が降ると路面の反射によって、もうひとつの世界が現れるのです。だから雨の日の、夜の車の運転はけっこう好きです。大人になって、いとこに、この話をしたところ見づらいだけだと申しておりました。 </title>
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			<pubDate>Tue, 14 Apr 2009 21:35:50 +0900</pubDate>
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						<title> つづき　クールに去っていくマドンナの後ろ姿を見ながら「生きるっていいかも」と思いながらソーダ飴を握りしめました。もらった飴は食べることが出来ず、宝物として騎馬戦の勲章として自分の勉強机の上に飾っておきました。どろどろに溶けて蟻が道を作るまでね!(戦場のマドンナ)はおしまい。 </title>
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			<pubDate>Sun, 12 Apr 2009 18:45:15 +0900</pubDate>
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						<title> つづき　騎馬戦のBGMはフルトヴェングラー指揮のベートーベンの第9だったかな?(違うかー)で、黒髪がまぶしいマドンナは頭が良くてクール、そして転校生!もちろん会話など交わしたこともなく!大きな瞳と小顔のマドンナは僕の涙目の顔をのぞきこみ「意外とやるじゃん」そう言ってソーダ飴を手渡してくれました。つづく </title>
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			<pubDate>Sun, 12 Apr 2009 18:27:09 +0900</pubDate>
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						<title> つづき、そして僕は敵に帽子を奪われ、背中から落馬して血だらけになりました。生きるって辛いなって思いながら、水道の水で背中についた血と校庭の砂を、泣きながら一人で洗っていました。そこにクラスのマドンナがやってきたのです。一人で僕のところに!つづく </title>
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			<pubDate>Sat, 11 Apr 2009 00:20:18 +0900</pubDate>
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						<title> つづき、敵から逃げ回っていた僕と馬!でも馬が「一番強い奴をやっつける。」と言いました。僕は反対しましたが聞き入れられませんでした。そして、奪った帽子を誇らしげに持ちニヤニヤ笑っている屈強な敵めがけて「ウォーー!」と叫びながら突進していきました。そのスピードで風切り音が聞こえました。つづく </title>
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			<pubDate>Sat, 11 Apr 2009 00:06:27 +0900</pubDate>
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						<title> つづき、只、不幸だったのは僕の騎馬の中央の奴がクラスで一番でかくて、目立ちたがりで運動神経が良い転校生だったことです。ジャージを着た担任教師のピストルの音で騎馬戦が始まりました。早々に敵チームに囲まれる僕の騎馬!必死で帽子を守る僕!気づくと馬が壊れて僕が転校生におんぶする形になっていました。二人は全速力で逃げ回りました。つづく </title>
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			<pubDate>Fri, 10 Apr 2009 23:29:48 +0900</pubDate>
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						<title> 前回につづかず、寄り道しましょ。突然、小学校5年生のときの運動会の騎馬戦を思い出したのです。青空が今よりずっと遠くに見えた秋の日でした。僕は背が小さく、勉強の成績は中の下、運動も苦手!生命力が乏しい子供でした。騎馬線って三人が馬役で上に一人乗って、戦って敵チームの帽子を奪い合うんですよね。当然、小柄な僕が上に乗るわけです。今度はきちんとつづく </title>
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			<pubDate>Fri, 10 Apr 2009 23:08:15 +0900</pubDate>
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						<title> 前回の続き、18年間勤務した眼鏡店を辞め、眼科医院でパートで働くようになりました。たまたま眼科の先生が知り合いだったのです。学生時代のバイト先の先輩でした。当時、先生は医大に、僕は普通の大学に通っており、卒業後二人はそれぞれの道に進んだわけです。奇遇なことに彼は眼科の先生になり僕は眼鏡店に勤めました。つづく
 </title>
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			<pubDate>Fri, 03 Apr 2009 11:39:54 +0900</pubDate>
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						<title> そもそも、何故、つけ爪にレンズを付けることを思いついたのか?それは眼鏡店で働いていた頃にさかのぼります。初めて老眼鏡を買いに来られる女性の方はメガネに対する抵抗感が少なからずあるようです。そりゃ、そうですよね!今まで視力が良くてメガネとは無縁でしたから!何か良い方法はないものか?と疑問を持ちながら10数年がたちました。 </title>
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			<pubDate>Fri, 27 Mar 2009 18:16:48 +0900</pubDate>
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						<title> 3月1日、サイトのサービスが一時使用不可となりました。
ご迷惑をお掛けして申し訳ございませんでした。 </title>
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			<pubDate>Mon, 02 Mar 2009 13:45:18 +0900</pubDate>
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						<title> 今日も昨日に引き続き暖かい一日でした。体がほぐれますね。ソッフェの春風がBGMでした。 </title>
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			<pubDate>Mon, 05 Jan 2009 14:31:02 +0900</pubDate>
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						<title> 伊葉レンズのショッピングサイトがスタートしました。
今後ともよろしくお願い致します。 </title>
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			<pubDate>Sat, 27 Dec 2008 15:21:12 +0900</pubDate>
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